3. 眠り姫と夢の空想儀
3. 잠자는 공주와 꿈의 공상의

Vocal:Lico
Voices:타케타츠 아야나

『遠く離れた別の場所。
『멀리 떨어진 다른 장소.

5年もの長きに渡って意識不明の"ミリリ"という少女がいた。
5년이나 되는 긴 시간에 걸쳐 의식불명에 빠진 "미리리"라는 소녀가 있었다.

眠り姫と呼ばれ、病名もわからず家族さえもあきらめかけていたある日、
잠자는 공주라 불리며, 병명도 알지 못한 채 가족조차 포기했을 무렵 어느 날,

彼女にとっての朝がその瞬間に
그녀의 아침이 그 순간에

訪れたとでもいうように突然に目を覚ました』
찾아오기라도 한 것처럼 돌연 눈을 떴다』

「ここは?あれ?あたしは、レジスタンスにいて……戦って────」
「여기는? 어라? 나는, 레지스탕스에서…… 싸우고────」

『自分の名前も覚えている。周囲で涙する家族のことも間違いなく記憶している。
『자기 이름도 기억하고 있다. 주위에서 눈물을 흘리는 가족도 틀림없이 기억하고 있다.

けれど、眠っていたはずの空白の5年間の記憶は、ミリリではなく、カナリアのものとして存在して……』
하지만, 잠들어 있었을 터인 공백의 5년 간의 기억은, 미리리가 아니라 카나리아의 것으로서 존재하고 있었다……』

「シグ────!」
「시그────!」

記憶の混濁に 酷い眩暈と共感覚
기억의 혼탁에 심한 현기증과 공감각

長すぎる眠りに視たのは非現実?
너무나도 긴 잠에서 보았던 것은 비현실?

歓喜する家族に その物語の事を話しても
환희하는 가족에게 그 이야기를 말해봐도

「夢を見ていたの」と優しく諭されるだけで
「꿈을 꾼 거란다」라고 상냥하게 타이를 뿐이라

そうは思えない 言いようもないリアリティ
그렇게 생각되진 않아 형언할 수 없는 리얼리티

彼に触れた腕その体温が ねぇ、まだ今も残ってるのに
그에게 닿았던 팔, 그 체온이, 있지, 아직 지금도 남아있는데

空想儀上で乱反射した摇盪う二つの視點
공상의 위에서 난반사한 흔들리는 두개의 시점

バラバラ切り刻まれてただ磨耗するなら嫌だ
조각조각으로 잘려 그저 마모되는 건 싫어

向こう側でまた眠っていたい
저쪽에서 다시 잠들어 있고 싶어

『薄靄は晴れぬまま、この自分に慣れようと日々を過ごしていると、人づてに聖女様が率いる
『연무는 개지 않은 채, 이 자신에게 익숙해지려 일상을 보내고 있자니, 소문으로 성녀님이 이끄는

レジスタンスのことを耳にしてしまう』
레지스탕스에 대한 이야기를 듣고 만다』

「やっぱりただの夢なんかじゃなかった。あれは、みんな現実だったんだ……!」
「역시 평범한 꿈 같은 게 아니었어. 그건, 전부 현실이었던 거야……!」

駆け出したくなる衝動抑えて深呼吸ひとつ
뛰어나가고 싶은 충동을 억누르고 심호흡 하나

平静装った 気付かれないように
들키지 않도록 평정을 가장했다

過保護な母親と父を愛していないわけはない
과보호하는 어머니와 아버지를 사랑하지 않는 건 아냐

けれど同じくらい大切な場所ができたんだ
하지만 그 정도로 소중한 장소가 생겼단 말이야

とても言い出せない 真っ直ぐに目も見れない
절대 말할 수 없어 똑바로 눈도 마주치질 못하겠어

ここにいるべきとわかってる でも、今すぐみんなに会いたくて
여기에 있어야 한단 걸 알아, 하지만 지금 당장 모두가 보고 싶어서

空想儀上の物語を忘れてしまうことはできない
공상의 위의 이야기를 잊어버릴 수는 없어

半身をその地に置いてきた感覚が消えないから
몸 반쪽을 그곳에 두고 온 것 같은 감각이 사라지질 않으니까

セカイのどこかで今この時も戦っているだろう彼らは
세계 어딘가에서 지금 이 시간에도 그들은 싸우고 있겠지

悲しいけど少しずつ命を落としていく 決断は今しかできない
슬프지만 조금씩 목숨을 잃어가 결단은 지금밖에 할 수 없어

試しに弓を射てみても カナリアと違い上手くは飛ばない
시험삼아 활을 당겨봐도 카나리아와는 달리 잘 날지 않아

思考に体がついてこない これじゃ彼の背中は守れない────?
사고에 몸이 따라와주질 않아 이래선 그의 등뒤는 지킬 수 없어────?

それぞれ道は別れ 乱暴に引き離されて
각자 길이 갈라져 난폭하게 떼어놓아져

それでも自分の意思で 戻る道があるなら……
그럼에도 자기 의사로 돌아갈 길이 있다면……

「彼は、シグは────今も確かに存在する。じゃあカナリアは……?」
「그는, 시그는──── 지금도 확실히 존재해. 그럼 카나리아는……?」

『少女は、大切な家族に手紙を書き残し、
『소녀는, 소중한 가족에게 편지를 써 남기고,

必ず戻ることを記して誰にも見つからないようにこっそりと村を出る。
반드시 돌아올 것을 약속하고 아무에게도 들키지 않도록 몰래 마을을 나온다.

どれだけ旅をすればそこに辿りつくかもわからないまま。
얼마나 여행을 하면 그곳에 도착할 수 있을지도 모르는 채로.

一秒でも早くその場所に戻りたいと願って』
일초라도 빨리 그 장소에 돌아가고 싶다고 바라며』

「あたしの居場所は、きっとあの背中の裏側。
「내가 있을 곳은, 분명 그 등 뒤야.

例えもう戦えないとしても……やっぱりそこにいたいんだ」
설령 더 이상 싸울 수 없다고 해도…… 역시 그곳에 있고 싶어」

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